せっかく作ったハンバーグ、食感が「パサパサ~」とか「かたーい」となってしまうことってありますよね。
今回は、ハンバーグがパサパサになる原因と、パサパサハンバーグや固いハンバーグを復活させる方法を教えちゃいます♪
ハンバーグがパサパサになる原因を知って、次回作るときはそこさえ気をつけておけばしっとりハンバーグが出来上がるはずです!
もし万が一、またハンバーグがパサパサになってしまっても、リメイクして最終的においしく食べられたら“勝ち”ですよね!?
ハンバーグがパサパサになる原因理由は?
なぜハンバーグがパサパサになるのでしょうか。
主な原因を5つあげてみました。パサパサになってしまう理由をそれぞれ説明しますね。
ハンバーグのこねが足りない
ハンバーグにするまでのこねが足りない場合はパサパサになってしまいます。
ひき肉に粘りがでるまでしっかりこねるのが重要です。
ただし、手の熱でひき肉の脂身が溶け出してしまうとこれまたパサパサの原因になってしまうので、手を冷やしてからこねてくださいね。
また、混ぜるための容器(ボール)自体を冷やすのも効果的です。ボールの周りに氷を入れておくとひき肉の脂身が溶け出すのを防いでくれますよ。
ハンバーグを牛ひき肉100%で作った
ハンバーグを脂身が少ない牛ひき肉100%で作ると、脂肪が足りずハンバーグがパサパサになります。
牛ひき肉でどうしても作りたいのでしたら、脂身の多いひき肉にするというのと、牛ひき肉100%にこだわらないのであれば豚ひき肉と混ぜられている合い挽き肉で作りましょう。
また、合い挽き肉のおすすめの牛、豚の割合はというと、牛7:豚3または牛6:豚4です。
ちなみにスーパーなどで売っている合いびき肉の牛肉、豚肉の割合はおすすめの割合になっていることが多いですが、牛が多いのか、豚が多いのかはスーパーによってさまざまだそうです。
値段として考えると豚肉の割合が4のものが多い可能性が高いですよね。
ハンバーグにするつなぎの量が少ない
ハンバーグにするためのつなぎの量が少ないとハンバーグはパサパサになってしまいます。
つなぎは肉同士をくっつけるものですが、肉汁やうまみを閉じ込めるというもう一つの役割もあります。
つなぎといえば、パン粉と牛乳ですが、どちらも重要な役割をしているんですね。
ハンバーグのつなぎの量は、ひき肉200gに対して、乾燥パン粉が1/3カップ~1/2カップ、牛乳大さじ2~3ぐらいが目安だそうです。
水分(牛乳、水、卵)が少なかった
ハンバーグのパサパサになる原因の一つとして水分が足りない、少ないというのがあります。
ハンバーグは中に含まれる水分が多い方がふっくらジューシーに仕上がります。
たとえば、参考にしたレシピよりひき肉の量を多くしたのに、卵はそのまま1個しか入れてなかったら、タネの中の水分量が足りなくてハンバーグがパサつく原因になります。
レシピに対して2倍の量にひき肉をしたのであればその他の材料も2倍にする必要がありますね。
1.5倍に対して卵はどうするのかという問題もありますが、パサつきを抑えたいのであれば、ある程度水分の量も重要だというのを押さえておく必要があります。
ハンバーグを焼きすぎてしまった
ハンバーグを焼きすぎてしまうとやはりパサパサになってしまいます。
ハンバーグ中まで火を通そうとして、弱火で長い時間火を通していると中の肉汁が流れ出てしまいます。
ハンバーグの焼きはじめは、火加減を中火から強火にして、表面に焼き目をつけることで肉汁が流れ出でるのを防ぐことができます。
ハンバーグを焼く際の火の加減もしっかり注意する必要がありますね。
今はオーブンで簡単に焼けるものもありますので肉汁を閉じ込めておく焼き方としてはとても有効です。
ハンバーグがパサパサしないように復活させる方法は?
ハンバーグのパサパサを復活させる方法はあるのでしょうか。
少し手を加えることでパサパサのハンバーグを復活させることができるのでその方法について説明していきますね。
チーズハンバーグにして復活
ハンバーグを復活させる方法としてチーズハンバーグにするというのがあります。
ハンバーグの上にとろけるチーズやピザ用チーズをのせ、フタをして少しだけ蒸し焼きにします。
チーズの油分でハンバーグのパサパサを軽減させることができるんですね。
煮込みハンバーグにして復活
ハンバーグを復活させる方法としてチーズをのせる以外に煮込みハンバーグにしてしまうというのもあります。
例えば、トマト煮込みハンバーグ。
パサパサになってしまってそのまま食べるのはちょっとという場合にとても有効です。
ハンバーグはすでに出来上がっているので、たれをつくって煮込むだけです。煮込むことでハンバーグのパサパサがなくなります。
【材料】
しめじ(あれば) 1袋
カットトマト缶 1缶
水 100ml
コンソメ 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
塩・こしょう 少々
パセリのみじん切り(あれば) 適量
ハンバーグが入っているフライパンに材料を加え、ときどきかき混ぜながら中火で10分~15分煮込みます。
参照元:THERMOSより
おからハンバーグのパサパサのリメイク方法
ちなみに、おからハンバーグがパサパサになってしまった時のリメイク方法も紹介しちゃいます。
普通のハンバーグのように煮込みハンバーグにしてもいいですが、ハンバーグの形を崩してミートソースやキーマカレーなどにリメイクもおすすめです。
私はエスニック風にガパオライスへリメイクしてテンション上げていきたい!
ハンバーグの原型をとどめておく必要もないので、別の食べ物にリメイクしてしまうのもひとつですよね。
ガパオライスについてはおからハンバーグを崩したものに調味料とピーマンを加えて炒めればおいしくできますね。
ハンバーグが固いのを柔らかくする方法は?
固いハンバーグを柔らかくするにはどんな方法があるでしょうか。
煮込みハンバーグにする
ハンバーグが固いのを柔らかくする方法として煮込みハンバーグにするというのがあります。パサパサになってしまう場合と同様ですね。
ハンバーグは煮込むことで固く感じなくなります。
ハンバーグを蒸す
ハンバーグを蒸すことで固いハンバーグが軽減します。
水分がないのが原因でパサパサになってしまうというのがあったのでそれと同様に固いハンバーグも蒸すことでの水分がハンバーグ内に閉じ込められるという効果があります。
ハンバーガーにする
ハンバーグが固くなってしまった場合は、ハンバーガーにするというのも一つです。
バンズにハンバーグを挟んでチーズ、レタス、トマトにケッチャップやマヨネーズをかければ、様々な食感とソースで、固いハンバーグも気にならなくなるでしょう。
固いハンバーグを崩して別物へリメイクする方法は?
ハンバーグが固くなってしまった場合は崩して別のものにリメイクするというのもありです。
タコライスなどに変えてしまうのもいいですね。野菜の彩りが良く、食欲も増しますね。
ハンバーグが固いのはなぜ?焼きすぎが原因?
ハンバーグが固くなってしまうのはなぜでしょうか、焼きすぎが原因の一つでもありますが、それ以外の原因についても詳しく紹介していきますね。
つなぎの量が足りない
つなぎの量が足りないと、肉汁やうまみが流れ出てしまいます。
牛ひき肉を使っている
牛ひき肉は脂身が少ないので固い仕上がりになってしまいます。
ひき肉の温度が高い
ひき肉の温度が高くなると、こねている時点で脂肪が溶け出してしまいます。
ひき肉もこねる手も冷やしておくのがベストです。
焼きすぎ
表面が焦げて固くなってしまいます。
空気が抜けてない
空気が抜けてないとハンバーグが割れやすくなり、そこから肉汁が流れ出てしまいます。
ハンバーグのタネを両手でキャッチボールをするように投げ合うとしっかり空気が抜けますよ。
ただし、ひき肉の温度が上がらないように手早く行ってくださいね。
ハンバーグが固い原因はパサパサになってしまう理由と同様です。
ハンバーグのパサパサまとめ
この記事を読んで、ハンバーグの肉汁をいかに多くとどめて、外へ流れ出ないようにするかがパサパサにならないコツだとわかりましたね。
書いていて気がついたんですが、私ハンバーグを焼いている時、生焼けが気になって何回も竹串を刺して焼き具合を確認していたんですよねー。
そのたびに肉汁が流れ出し、その結果ハンバーグがパサパサになっていたんですね。
ここも注意しないといけないですね。
リメイク方法も知ったので、どんな風にリメイクしようかも楽しんでいこうと思います♪