いろいろな料理の調理で使える電気圧力鍋。
商品によっては電気圧力鍋の中にレシピが内蔵されていて、具材を入れるだけで調理してくれるものもあります。
また、電気圧力鍋では炊飯をすることもできます。
そんな便利な電気圧力鍋は決して安いものではありません。
炊飯器と電気圧力鍋の両方を買うには結構なお金がかかってしまうので躊躇されている方も多いのではないでしょうか。
また、電気圧力鍋でお米をしっかり炊くことができるのならば、炊飯器を買わずに電気圧力鍋だけを買おうと思っている人も多いはずです。
そんな人のために今回は電気圧力鍋でどの程度の炊飯ができるのか、美味しくないといわれているが実際どうなのかを調べてきました!
電気圧力鍋での炊飯は美味しくない?
電気圧力鍋での炊飯は美味しくないのでしょうか。
少数ですが電気圧力鍋での炊飯が美味しくないという意見が見られました。
美味しくないと言われている大きな理由は2つで、「べちゃべちゃになった」と「焦げてしまった」というものでした。
電気圧力鍋で炊飯するとなぜべちゃべちゃになる?
電気圧力鍋で炊飯するとなぜべちゃべちゃになってしまうのでしょうか。
その理由は、電気圧力鍋での炊飯は炊飯器でお米を炊くよりも水分量の調節が難しいといわれています。そのためお米を炊く水分量についてミスをしてしまう人が多いようです。
水分量の調整をしっかりするためには、お米を洗った後の水分をよく切ることや、炊くお米の分量にあった水の量にもする必要があります。
電気圧力鍋で炊飯すると焦げるのはなぜ?
次に、電気圧力鍋で炊飯すると焦げてしまうのはなぜなのでしょうか。
電気圧力鍋でご飯を炊くときの水分量が少なすぎたり、炊飯時間が長すぎたときに焦げてしまいます。
一度炊飯してみて焦げてしまった場合は次に炊くときには時間を調節する必要があります。
また、電気圧力鍋で調理した際に焦げてしまう原因のひとつにゴムパッキンの付け忘れがあるので、どうしても焦げてしまう場合は確かめてみましょう。
電気圧力鍋があれば炊飯器はいらない?代わりになる?
電気圧力鍋があれば炊飯器はいらないのでしょうか。また、炊飯器の代わりに利用することができるのでしょうか。
結論から言いますと、電気圧力鍋があるからと言って、炊飯器はあった方が便利です。
まず、お米の炊飯にこだわりがある人はやはり、炊飯器でお米を炊いた方がお米の炊き方について詳細に設定できるのでいいでしょう。
さらに、電気圧力鍋にも保温機能がありますが、炊飯器ほど長くはできません。
夜に炊いたお米を次の日の朝まで取っておくような人には炊飯器の方が良いでしょう。
また、電気圧力鍋には様々な機能がありますが、炊飯と同時に料理をすることはできません。
電気圧力鍋で炊飯する場合は、何分ぐらいかかるかというと、だいたい25分位です。その時間帯は電気圧力鍋が占領されてしまうため、同時調理を考えるのであればおすすめできません。
効率性を考えて電気圧力鍋を購入したのだとすれば、炊飯器でごはんを炊いて電気圧力鍋でおかずを作る方が効率良く料理することができます。
私は炊飯器をこだわって選んだので、電気圧力鍋があっても炊飯器は捨てないで使います。
料理の効率のことを考えると悪くなっちゃいますしね!
電気圧力鍋も炊飯器も場所をとるものではあるので自分がどこに重きを置くかで考えてもいいですよね。
電気圧力鍋での炊飯は美味しい?美味しく炊くコツがある?
電気圧力鍋での炊飯は美味しいのでしょうか。また美味しく炊くコツはどのようなものがあるのでしょうか。
私が調べた限りでは電気圧力鍋で炊飯したごはんはもちもちしていて、いつもよりも甘く感じたという意見が多かったです。
コツさえつかめば美味しいごはんを電気圧力鍋で炊くことができます。
電気圧力鍋で美味しく炊くコツは研いだ水はしっかり切る
一つ目のコツは「研いだ水はしっかり切る」です。
先ほどの電気圧力鍋での炊飯で美味しくないといわれている部分で記載したように、電気圧力鍋での炊飯には水分量の調整が重要になってきます。
そのため、お米を研いだ後の水はザルなどを使ってしっかり切る必要があります。
私は、炊飯器の窯でお米を研いでしまうので、ザルで水切りとなると一工程必要になってきて少し手間ではありますよね。
それでもおいしく食べるためには必要なことです。
電気圧力鍋で美味しく炊くコツは炊飯する前に水につける
二つ目は「炊飯をする前に水につけておく」です。
炊飯器でお米を炊くときにはこの工程は必要ないのですが、電気圧力鍋で炊くときにこの工程を抜いてしますと、お米に芯が残ってしまうことがあります。
また、この工程の後でもザルを用いて水を切っておきましょう。
電気圧力鍋で美味しく炊くコツは水分量の調整
三つめは「水分量を調節する」です。
お米の種類や、新米かどうかのどによって炊飯に必要な水分量が微妙に変わってきます。
何度か試してみて、適当な水分量をさがしてみるといいでしょう。
電気圧力鍋で美味しく炊くコツは蒸らさない
最後は「蒸らさない」です。
炊飯器でごはんを炊くときには炊きあがってもすぐには蓋を開けずに蒸らす人も多いでしょう。
しかし、電気圧力鍋での炊飯では本来、普通の炊飯器同様に蒸らす必要はありません。
逆に、炊飯が終わったら圧力を完全に抜く必要があるので蓋をすぐに開けましょう。
以上のコツはつかむことができれば、美味しいごはんを電気圧力鍋で炊くことができます。
電気圧力鍋と炊飯器の違いは?どっちがいい?
電気圧力鍋と炊飯器の違いはどのようなものがあるのでしょうか。
まず一番大きな違いは何かというと、電気圧力鍋では、炊飯以外にも煮込む、ゆでる、蒸す、低温調理、無水調理などさまざまな利用方法があることです。
炊飯器は基本的にはごはんを炊く以外に利用することは少ないと思います。
電気圧力鍋であれば、普段のごはんのおかずを調理することができ、最初にも紹介しましたが、物によっては材料を入れるだけで自動調理してくれるものもあります。
いろいろな調理に使うことができるという点から見ると電気圧力鍋の方が便利です。
電気圧力鍋で炊飯もできるおすすめは?
電気圧力鍋は今や種類が豊富。そこでご飯も美味しい炊飯もできる電気圧力鍋に絞って人気の電気圧力鍋順に紹介します。
ショップジャパンのクッキングプロ
電気圧力鍋の中では値段もお手頃なクッキングプロ。最上位モデルでは1台で12役も。
圧力調理はもちろん、炊飯、無水、蒸し調理、煮込み、炒めなど様々な調理が可能です。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋
クッキングプロと並んでお手頃価格の電気圧力鍋といえばアイリスオーヤマの電気圧力鍋です。
なんといってもスタイリッシュなデザインが魅力的ですが、見た目がオシャレだけでなく機能性にも優れています。
料理は65種類。程よくしみ込んで美味しいという評価もあります。
siroca(シロカ)おうちシェフ
電気圧力鍋の中でも圧力値が高いのがsirocaのおうちシェフです。圧力値が高い分、しっかりと味が沁み込んで美味しい料理にしてくれるのが特徴です。
電気圧力鍋で炊飯のまとめ
電気圧力鍋での炊飯は「べちゃべちゃする」や「焦げる」という意見も見られますが、コツさえつかめば、美味しく炊くことができます。
電気圧力鍋は炊飯器と違い、他の煮るなどの調理をすることができます。
しかし、電気圧力鍋は炊飯器と比べて保温時間が短いなどのデメリットがあり、さらにごはんを炊いているとおかずなど別の調理をすることができません。
時短を重視して電気圧力鍋を購入したのであればこの同時調理が不可というのは大きなデメリットではないでしょうか。
そのため、電気圧力鍋と炊飯器はできれば併用するのが良いのかなと思います。