七夕といえばそうめんが印象深いですが、そもそもなぜそうめんなんでしょうか?
確かに私が子供の頃も、小学校の給食で七夕の日にはそうめんが出ていた記憶がありますが、それ以外に何かあるのか。
また、そうめんが七夕の行事食(食べ物)なのはなぜなのか理由があるのかはあまり知られていません。
また、七夕ではそうめん以外だと何を食べて、どんな過ごし方をすると良いのでしょうか?
そこで今回は、七夕の行事食・食べ物でそうめん以外は何か、またなぜ七夕にはそうめんを食べることが一般的なのか理由を解説していきます。
七夕の行事食・食べ物でそうめん以外は何?
七夕の行事食・食べ物でそうめん以外は何か気になりますが、実はなんとちらし寿司や青いゼリー、『天の川』と呼ばれるようかんなどがあげられます。
とはいえ、七夕の行事食はこれ!という昔からの言い伝えがあるわけではありません。
ちらし寿司ってひな祭りに食べるイメージが強いですから、七夕の行事食・食べ物というイメージはあまりないですね…。
私もちらし寿司を七夕に食べたことがありません。
でも、ちらし寿司って見た目が華やかだし、子供から大人まで好きな場合が多いから、行事食としては人気なんですよ!
七夕も伝統的なイベント事というか行事だから、近年では七夕にちらし寿司を作る家庭が増えているのです。
他には天の川をイメージして、青い色のゼリーを食べたり、『天の川』という名前のようかんを食べる場合もあります。
『天の川』とは、青く色付けして、銀箔(ぎんぱく)を混ぜた琥珀羹(こはくかん)という和菓子と、ようかんを合わせたもの。
もっと分かりやすく説明するなら、星がキラキラ輝く夜空をイメージして作ったようかんの一種ですね。
私もこの『天の川』というようかんを食べたことがあるのですが、普通のようかんより甘みがスッキリしていて食べやすかったですよ!
あなたもぜひ、七夕の行事食・食べ物としてそうめんを食べることに飽きたら、ちらし寿司やゼリーやようかんの『天の川』を食べるのもいいですね。
七夕にそうめんを食べる意味や食べる理由は?
七夕にそうめんを食べる意味は、昔から何か言い伝えがあるわけではないですが、明確な理由があるんです。
それが・・・
・そうめんが天の川のように見えること
・暑い時期なので、食べやすい食事を摂ること
・裁縫が上手くなるようにという願いを込めて
確かにそうめんって、茹でると流れる川を連想させますよね!
また、七夕は7月7日でもう夏で暑い時期であるため、さっぱりと食べやすいそうめんで、暑気払いをしようという理由もあります。
そして、七夕といえば織姫と彦星の話が有名ですが、織姫はもともと、機織り(はたおり)が仕事のお姫様なんですよ!
そのため、そうめんを糸に見立てて、七夕に食べると、織姫のように裁縫など糸を使うことが上手くなりますように、という願いの意味も含まれています。
私も裁縫ってそんなに得意ではないので、今後はなるべく、七夕にそうめんを食べて、裁縫の上達祈願をしますよ!
七夕にやることは?何をする?
七夕にやることは?何をする?という疑問もありますが、七夕にはそうめんを食べたり、笹の葉を飾って短冊に願い事を書いて結びつけることがベスト!
私も子供の頃、幼稚園で七夕には笹の枝に願い事を書いた短冊を結び付けた記憶があります。
必ず短冊に願いを書かないといけないというワケではありませんが、ぜひ七夕には祈願成就の可能性を信じて、短冊を書いてみてはいかがでしょうか?
そして天気が良い日には夜空の天の川を見て織姫と彦星も久々に会って仲良くデート出来ますようにとも祈ればより願いが叶いやすくなる可能性もあるでしょう!
もちろん普段通りの過ごし方をしても良いですが、せっかくの七夕なのですから、いつもとはちょっと違った過ごし方をするのもいいですよね。
七夕の行事食(食べ物)まとめ
七夕の行事食・食べ物はそうめん以外だと、ちらし寿司や青いゼリーや『天の川』というようかんなどがあげられます。
そうめんは天の川に見立てていることと、夏場でも食べやすいことと、裁縫上達の祈願などの理由や意味がちゃんとあるんですね。
また、七夕ではなるべく、何をするのか迷ったときは、笹の枝に願い事を書いた短冊を結び付けて、祈願をすると良いですよ。
ぜひ素敵な七夕をお過ごしくださいませ!